やまむuのゆるいブログ

人生、明るく楽しく前向きに。目指すは、歳に負けないスマートランナー!

クレー射撃を始めるにはどうすればいいの?なんだか高そうだけど。

弾を入れて、

 

構えて、

 

お皿(クレー)が出たら、

 

それに向かって、

 

すーっと、

 

照星がお皿を追い抜く瞬間に

 

引き金を引く!

 

ドン!

 

銃砲店のご主人はそう教えてくれた。

 

「なぁ〜んだ簡単じゃん!」

 

それが最初の感想。

(でも人生最初の一発目はハズレた)

 

ちょっとマニアックですかね。

クレー射撃

 

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目次

なんでこんなマニアックな趣味を始めたか?

小学生の頃、近所の幼なじみのお父さんが狩猟をやっていて、そのお父さんが時々鉄砲の話をしてくれた。

そして1度だけ、鉄砲を見せてくれた。

すっごくビックリと言うか感動したのを今でも覚えている。そして確か値段は、

300万円くらい(当時)

と教えてくれた。(ホントかどうかは不明)

おじさんすげーよ!

車買えるじゃん!

(ちなみにおじさん鉄工所の社長!)

 

日本は銃を持てない社会。

鉄砲を持てるのは、自衛隊か警察くらいだと当時は思った。

なのに身近なところに、

鉄砲を持てる一般人がいる。

この人は特別な人なのかも知れない!

そう思っていた。

そして、何と小学生6年生のときに書いた文集に、

 

猟銃の免許を取りたい。

 

そう書いた。

オリンピック選手になりたいとか、パイロットに成りたいとかじゃなくで、我ながら

 

ちっちぇ目標設定だなぁ。

 

と今更ながら思う。

でもそれだけ近所のおじさんが見せてくれた

本物の鉄砲

インパクトがあったんだと思う。

 

それからしばらくは、鉄砲のことなんか忘れていた。

 

1997年11月、日本が初めてサッカーワールドカップフランス大会に出場を決めたあのジョホールバルの歓喜をテレビで見ていた。

岡野選手がやっと決めた瞬間、

近所からも、

おーーっ!

って、夜だって言うのに歓声が聞こえたくらい盛り上がっていた。

その時私は、26歳。

 

すっげーなぁ。岡野選手!

 

日本代表って響き、

 

かっこイイ〜!

 

俺も何か出来ないかなぁ〜。

ま、26歳じゃ無理だよなぁ!

そう思っていた。

 

それから、数年経過したある日、いつも立ち寄る本屋さんで、この本が目に入った。

 

完全 銃所持マニュアル

完全 銃所持マニュアル

  • 作者:藤田 悟
  • 出版社/メーカー: 電子本ピコ第三書館販売
  • 発売日: 1999/02/15
  • メディア: 単行本
 

 

読むと、銃の免許の取り方に加え、バルセロナオリンピックで銀メダルに輝いた方の事が書いてあった。

その方はなんと

44歳で銀メダルに輝いた。

本を見つけた時、私は28歳。

ひょっとして、

まだチャンスある?

 

少しやる気(勘違い!?)が出てきた。

 

銃の値段

なんと、

58万円

※ベレッタ682

 

と書いてあった。

当時、400ccのバイクがその値段で売られていた。

おぉ〜、買えるじゃん!

 

そうなったら、もう

猪突猛進!

亥年生まれだし!

やるしかない!

スマホなんて無い時代、インターネットもどうだったかな。

ニフティサーブパソコン通信くらいしか無かった気がする。

 

電話帳で銃砲店を調べて、お店に行ってみた。

 

鉄砲屋さん

重たい鉄の扉を開けて、生まれて初めて鉄砲屋さんに入った。

 

お店のご主人に、色々なお話を聞いた。

最初にやる事は、座学を受けるため、申請書を居住地の所轄警察署生活安全課に提出しないといけない。

 

えつ、警察署に行くの!

 

別に悪いことをしていないのに、警察署に行くってことに、敷居の高さを感じた。

 でも、やると決めたから、警察署に書類を持って行った。

さあ、意を決して地元警察署の生活安全課へ。

 

警察署でのやり取り

【私】

こんにちは。

猟銃の初心者講習会を受けたいのですが。

【警察官:私服の警察官】

はい。(書類を受け取りながら)

どうして、銃砲の免許取ろうと思ったの?

【私】

国体に出たいと思いまして・・・。

(流石にオリンピックとは言えず・・・)

【警察官】

そうなんだ。(苦笑い)

【横にいた事務のオバちゃん】

あら、もしかして、○○君?

私、○○の母です。

【私】

あ〜、どうもご無沙汰してます。

(中学校時代の同級生のお母さんだった)

○○は元気ですか?

【同級生のお母さん】

元気よ〜。

結婚して、今は違うところに住んでいるけどね。

【警察官】

なんだ、知り合いなの?

【同級生のお母さん】

ご近所さんよ〜。

 

同級生のお母さんのお陰で、一気に場が和んだ(^^)

その節はありがとうございましたm(_ _)m

 

初心者講習

 

迎えた座学は神奈川県民ホールで。

その時に出会った講師が、その後ず〜っとお世話になる方だ。

 

平塚にお店があり、そこの店主でもあるその方は、国体出場はもちろん、全日本選手権も1度優勝しておりかなりの有名人。

 

だけど、とても明るく気さくな方で、すっかり気に入ってしまった。

 

座学の次は教習射撃。

そう、実際に撃つんです!

車の免許も、教習所で車借りて運転するじゃない?

あれと同じ感じ。

 

射撃場で銃を借りて、撃つ。

弾は購入するけどね。

 

で、教習射撃の申請書出しに、

また警察署に行くんです。

教習射撃の申請と、射撃に必要な弾を買うための書類を所轄警察署の生活安全課に出すのです。

 

でも、もう安心。

なんてったって、同級生のお母さんがいるから。

 

しばらくすると、許可が下りた。

次は、実際に散弾銃を撃つのだ!

 

いざ、県立伊勢原射撃場へ!

つづく。