ボーイスカウト
先日、電車でボーイスカウトの集団に出会った。
沢山の思い出が、頭の中をフラッシュバックした。
そう、かつて私も小学校3年生から中3までの7年間、ボーイスカウト入っていた。
私は、制服が大好きだ。
制服フェチ?
そうかも知れない。
小学2年生の時、その制服を初めてを見た。
隣のお兄ちゃんが、ボーイスカウトの前のカブスカウトってのに入っていて、いつもの登校班で見慣れた普段着とは違う「制服」を着ていた。
夏のキャンプに行くみたいで、実家近くの公園に集まったカブスカウトの集団が着る紺色の制服が、ものすごく格好良かった。
直ぐに親に、「僕も入りたい!」って言った。
勘違い⁉
入る前はボーイスカウトの「スカウト」ってのを「スカート」と聞き間違えて、男なのにスカートはくのはイヤだって入るのを躊躇していた。
ま、スカートの勘違いは、直ぐに解決し、小学校3年生から晴れて、カブスカウトの一員になった。
カブスカウトは、アウトドア活動(キャンプなど)や特に社会奉仕活動を沢山やった。近所の福祉施設や障害者支援施設へ慰問に行ったり、駅でユニセフの募金活動したり。
ただ、カブスカウトの時は、大人が全部準備してくれたので、その通りにやるだけだった。
しかし、小学校6年生からのボーイスカウトは、全然違った。
活動単位が、カブスカウト以上に班単位で活動し、1班6人くらいで上は中3、下は小6の班編成だった。
中学校3年生って、小学校6年生から見たら雲の上の存在で、最初はまともに話すことすら出来なかった。
指導してくれる大人はいるけど、全て中3の班長が指示し班単位で活動していた。
中でも一番楽しかったのは、地元の農家さんが土地(山⁉)を無償で貸してくれていたので、専用のキャンプサイトがって、そこでキャンプをしたことだ。
スタンド・バイ・ミー的なプチ冒険
そのキャンプサイトで、子供たちだけで、テントを立て、薪でご飯を炊き、近所のスーパーで買った食材でカレーライス作り、食後は甘い紅茶を飲むってのが、とても楽しかった。
特に、中学生になってからは多感な時期に突入し、親がウザったい頃と重なったこともあって、子供たちだけで1晩過ごすキャンプは、最高に楽しかった。
そこで料理を覚え、テントの中では先輩と将来を語り合った。
そうそう、近くに、防空壕があってよく探検したり、真夜中の1時に藤沢町田線を江ノ島に向かって走る暴走族の大集団を見に行ったりもした。
ボーイスカウトでの活動は、今の自分の基本、原点のような気がする。
多分無人島に流れ着いても、根拠はないけど生きていける気がする。
なぜなら、生きる術を、ボーイスカウトで学んだから。
でもね、
セブンイレブンが目の前にあるこの今の環境、
最高です!