エーっ、神様の前でそんなことできちゃうんだ⁉
10連休後半、我が家は信州白馬に向けて出発した。
途中、これまで2回行こうと試みたが、なぜか行くことが出来なかった、諏訪大社にようやく参拝することができた。
上社本宮に着くと、境内では参拝者の列がまるで初詣みたいに長蛇の列だった。
その日は、お宮参りの方たちにも遭遇したので、とてもラッキーな時間帯に参拝者出来たなぁと思った。
お賽銭箱まで、あと数人と言うところでその人達はやってきた。
列の右側を歩いて来たおばちゃん2人が、なんとな〜く最前列右側に行き、本殿を見て帰るのかと思ったら、なんと並んで参拝している人の横からお賽銭を投げ入れ手を合わせて、何事も無かったように帰って行った。
近くにいた人達も呆気にとられて、目が天になっていた。
平然と横入りしてお参りしたって、神様が喜ぶわけないじゃん!
私はそう思った。
最近、御朱印帳をネットオークションサイトに出している人もいると聞く。
もう、本当、わけわかんない!
お風呂場での出来事。
白馬に行く時、夫婦二人の時は、「シャレーホテル ハイジホフ」が定宿だった。
子供を授かってからは、ホテルグリーンプラザ白馬が定宿になっている。
そのホテルグリーンプラザ白馬は、
- 食事がバイキングである
- 子連れにやさしい
- 宿泊料金が比較的安い。
なので、家族連れが多く泊まっている。
気になったのは、そのお風呂での出来事。
洗い場である親子が(お父さんと男の子)一緒に身体を洗っていた。シャワーがバンバン周りに飛んでくるのは、まあいい。
私が頭を洗っているうちに、その親子は洗い場から出て行った。
頭をすすいでから目を開けると、もうビックリ。
2箇所のシャワーヘッドは下に転がっているし、泡だらけのままの椅子と洗面器はそのまま放置しっぱなし。
私がその場所をシャワーで泡を流していたら、近くにいた別の親子の少年が、泡だらけの場所を一緒に綺麗にしてくれた。
「次の人が使いやすいようにしないとね。」
と笑顔で言ってくれたその少年。
私は、少年に「ありがとう」と言い、お父さんには会釈した。
なんか感動して涙が出そうだったよ。
お父さん、あなたの息子さん、素晴らしいよ。
でもね、洗い場を散らかしっぱなしにしていった親子に対しては、
もう、本当、わけわかんない!
脱衣所での出来事。
その話には、残念ながら続きがあるんだな。
温泉から上がり、脱衣所で頭をドライヤーで乾かしていた時のこと。
私の右側から、「ばたっ」っと音がした。
その方向を見ると、綿棒が入ったケースを落とした親子がいた。
あの親子だ。
床にぶちまいた綿棒は、濡れた床の上に広がっていた。
あぁ〜あ、と思った次の瞬間、なんとそのお父さん、濡れた床にぶちまいた綿棒をケースに戻し始めた。
えーっ!汚えじゃん!
不特定多数が歩き回る床。
もったいないけど、捨てなさいよ。
周りの人も、あっけにとられていた。
例の親子が、立ち去ったあと、もったいないけど、濡れて毛のついた綿棒はゴミ箱に捨てた。
もう、本当、わけわかんない!
そう言うわけ分かんない人を見るたびに、実家の親父がいつも言っていた言葉を思い出す。
人のふり見て我が身を正せ