- 初めてマラソン大会を見る側の人になった。
- 近くでバタッと倒れたランナーが心臓マッサージされてたいのを目撃。マラソン怖ゎ〜と思った。
- 今日のRunはジョグ10分+1,000mタイムトライアル(キロ4`20`` )はどうする?
スタート5分前の日本大通り
初めてマラソン大会を見る側の人になった。
今朝は自分が走らないにもかかわらず、3:30くらいに目が覚めてしまった。
それからは、遠足に行く小学生の如く、ソワソワウキウキ全く眠れなかった。
そんなに、ウキウキしても今日は走れない。でも、なんだか今朝は「心のウキウキ感」が止まらない。
実はマラソン大会を沿道で見るのは、初めて。
横浜マラソンは、地元のマラソン大会なので定期券で行ける。京浜東北線関内駅までは、いつもの見慣れた景色。
いつもと違うのは、最寄り駅からいきなり座れたことだ。
関内駅に着くと、沿道には既に人がいた。
「へ〜、こんな感じなんだ。」
それが素朴な感想。
私が走っていた時、いつも同僚が応援しに来てくれた。
その定位置である日本大通りの左側、横浜地方裁判所の斜め向かいの、朝日会館前に私も陣取った。
格好は、今年の流行「ラグビーワールドカップ」にあやかり、オールブラックス。
応援していて思った。
自分がランナーとして走っている時は、沿道の方がよく分かる。
良く見えている。
しかし、沿道からランナーを見ると、これが分からないんだな。
大勢のカラフルなシャツを着た人が沢山、しかも動いているから探している人を認識出来なかった。
風船付けているペーサーやビブスを付けている人は良く分かるけどね。
目の前を通り過ぎた、福島和可菜さん。
綺麗だったなぁ〜。
それとね、応援って寒いんだよね。
ランナーの時は、走っているから結構暑い。
しかし、応援する時はその場でほとんど動かないから防寒対策していかないと、痛い目にあう。
応援の経験がない私は、ランナーの格好で行ってしまった。
近くでバタッと倒れたランナーが心臓マッサージされてたいのを目撃。マラソン怖ゎ〜と思った。
日本大通りの左側に陣取った所までは上手く行った。
しかしその場所は、日陰でしかも風が抜ける場所だった。
オールブラックスのTシャツ1枚では、めちゃくちゃ寒い。
そんな中、ブログ仲間の「サッキーさん」を待っていた。
しかし、寒さとコーヒーの影響か、次第に尿意をもよおしてきた。
「サッキーさ〜ん」と心に念じても、お会いしたことがないので、顔が分からない。
服装は承知していたが、あまりのランナーの多さに目がショートしてきた。
遂に我慢の限界が来た。
尿意には勝てず、横浜スタジアムの仮設トイレにランナーでもないのに駆け込んだ。
多分その間に、サッキーさんは走り抜けていったのかも知れない。
ごめんなさい。
サッキーさん。
その勇姿を見ることが出来ず、頑張れパワーを遅れずに・・・。
m(_ _;)m
でも良かった。
サブ4達成、おめでとうございます。
スッキリして、朝日会館前に戻った直後にそれは起きた。
「バタッ!」
と私の応援していた場所の少し前方(海側)で、1人のランナーが倒れた。
バタッって、それは大きな音がした。
直ぐ近くにいたランナーが、直ぐに立ち止まり、手を上げ大きな声で叫んでいた。
しばらくしたら、「救護」と書いた赤いビブスを着た人達が集まり、何と心臓マッサージを始めた。
かつて消防団に入っていた時、事あるごとにダミー人形を使って心臓マッサージの訓練をしていた。
しかし、生身の人間への心臓マッサージは、これまでやったことも、見たことも無かった。
心臓マッサージを目の当たりにして、泣きながら走っている女性ランナーもいた。
倒れたランナーへの心臓マッサージは、しばらく続いたが、救急隊員が来る頃には、脈がとれたようで、銀色の保温シートに包まれていた。
救急車のサイレンの音が近づいてくると、既に通路を確保し始めた警察官のスムーズな交通整理により、倒れたランナーを救急車で搬送することが出来た。
無事だといいな。
これだけ沢山のランナーが走っているから、通路確保も容易ではない。
1車線封鎖した途端、道幅が狭くなりランナーの大渋滞が起き始めた。
私は、近くにいたのに救護の方が対処しているのを、ただただ見ていることしか出来なかった。
救急車が通り過ぎた後、あのような事が間近で起きた時、自分に何が出来るか、考えずにはいられなかった。
あの瞬間、直ぐに立ち止まり、手を上げ、救護を呼ぶランナーの行動は、素晴らしかった。
今日のために、一生懸命練習してきたかも知れない。
しかし、自分のタイムは全く気にせず、ただ目の前一大事に、身体が動いたあの女性のランナー。
ただただ、その行動に感動した。
そう言うランナーに、私はなりたい。
今日のRunはジョグ10分+1,000mタイムトライアル(キロ4`20`` )はどうする?
横浜マラソンを応援しに行き、頑張って走るランナーの皆さんを見て、元気が出できた。
でもね、間近で見た心臓マッサージ。
すっかり意気消沈の私は、明日から頑張ることにした。
(・・;)
倒れたランナーは、元々心臓に持病があったのか、体調が良くなかったのに無理したのかは、分からない。
そう言えば、かつて東京マラソンで松村邦洋さんが倒れ、心臓マッサージを受けていた事を思い出す。
マラソンは、ある意味死と隣り合わせのスポーツなんだと言う事を、今日、改めて再認識した。
(・・;)
それにしても、いいなぁこのメダル。