目次
手術時間6時間30分
今日午前9時から、親父の手術が始まった。
肝細胞癌切除手術。
てっきりストレッチャーに乗って運ばれて行くのかと思ったら、病室から手術室まで歩いて行った。
ちょっとビックリ。
控え室は母親と弟がいるから任せて、午前中、病院の最寄り駅から1本で行ける二俣川の免許更新センターに行くことにした。
※免許更新レポはまたね〜。
免許更新が終わって、病院に着いたのは午後2時過ぎ。
親父の手術が終わったと連絡があったのは午後4時を過ぎていた。
4人部屋、隣のじーさん
ぶっちゃけ、うるさいんだよね!
お隣のじーさん。
ナースコールのボタンがあるのに、「おーい、おーい!」と目覚し時計みたいに段々大きな声で叫ぶ。
食事用のスプーンで色んな物を叩いて、
「誰がいないのか!」と叫ぶ。
夜は壁をドンドン叩いていたらしい。
独り言も全てマイナス言葉。
「じーさん、それだから駄目なんだよ!」
「しかめっ面じゃ良いことないぜ!」
何で人が嫌だなぁって感じることをするんだろう。
ま、いいや。
じーさんにかまっている暇はない。
あれじゃ、先生だって、看護士さんだって嫌になっちゃうよな。
親父のお見舞いに行った土曜日、その大声にそもそも病院に萎縮していた娘が余計にビビっていた。
イカれているのか、はたまたかつて大企業のお偉いさんだったのか、看護士さんへの物の言い方も、やたら上から目線。
「残念な人だな」
そう思った。
うちの親父は入院初日、お隣さんや看護士さんとすぐに仲良くなり、私達が行った時には、既に笑顔で溢れていた。
(^^)
「笑う人には福来たるだよ、じーさん!」
親父がブチ切れない事を祈るばかりだ。
今朝もじーさん、朝から騒いでいた。
俺がブチ切れそうだったよ😡💢
駄目じゃん、
俺!
明るく笑顔で
手術開始前の午前8時30分過ぎに病院に着いた時、親父はいたっていつも通りだった。
普通に笑顔で、これから8時間もの手術を控えている人には見えなかった。
親父いわく、「今さらジタバタしてもしょうがないじゃん!」
そりゃそうだけど、自分がこれからお腹を開いて8時間も手術するって立場だったら、同じように振る舞えるだろうか。
人はいつかは死ぬ。
親父だってがん宣告された時、死を意識したはずだ。
とりあえず、手術は無事成功した。
今晩はICUに入る。
明日以降の状態で、もとの4人部屋に戻る。
あのじーさんのいる部屋に。
昨晩親父は、じーさんのせいでほとんど眠れなかったようだ。
でも、なぜか笑顔。
手刀医の先生が回診に来てくれた時、
「よく眠れましたか?」の質問に、
「先生が良く眠れたならそれが一番だよ」
と笑顔。
親バカと言う言葉があるけど、
今日は子バカ。
そんな風に思えるなんて、
大したもんだぜ親父!
早く良くなってくれることを祈る。
頑張ろう 親父!
ん〜、しばらく焼き鳥のレバーは食べれないな。
(・・;)