ポケトークでいいじゃんと思っているのに
53歳。
中間管理職。
英検、受けたことはない。
TOEIC、受けたことはない。
外国語、全然喋れない。
仕事は外国語が話せなくても全く困らないから、勉強もしていない。
TOEICとかスコアが高かろうが手当とか出ないし。
バブルが終わった20代前半の若かりし頃、先輩に誘われて(イヤイヤ)行ったフィリピンパブに若干(⁉)入り浸っていた。
なぜかそこで働いていたタイのメチャメチャ綺麗なお姉さんと若干(⁉)仲良くなって、お姉さんに会いたくて毎週通うようになった。だからタイ語はもちろんタガログ語も毎週聞いていた。
でも話せるまでには至らず、もちろんディープに話せるまでタイのメチャメチャ綺麗なお姉さんとも仲良くはなれなかった・・・😆
四半世紀前のどうでもいい話。はい。
さて、
昨日近所の本屋さんに行った時、買いたかった本を手に取りレジに行く途中、平積みのこの本に目が釘付けになった。
ゼロから12カ国語をマスターした私の
最強の外国語習得法
中身も全く見ずに買ってしまった。
インバウンドって言うんですかね。
最近確かに明らかに外国人をよく見かけるなと。
そしてガイドブックを片手にウロウロしているのを見る時、心の中で「どこに行きたいの?」って思う。
そう、ただ思うだけ。
そして通り過ぎる。
昔むかし、(始まった始まった。オヤジの昔話)小学校6年生の夏休み、叔父にアメリカへ連れて行ってもらった。
生まれて初めての海外旅行だ。
2週間の旅行でまさにカルチャーショックを受けたのが洋楽だ。
それまでは松田聖子さんやたのきんトリオ、トシちゃんやマッチなどの歌謡曲しか聴いたことがなかった。
アメリカに着いて生まれて初めてSONYのウォークマンを見て(その人、お前の国のSONYは最高だとやたら絶賛していた)、繋がれたイヤホンを耳につけた時に聞こえできたのがこれ!
衝撃を受けたってこういう事なんだな。
もう40年も前の事なのに、あの時の情景はハッキリと今でも鮮明に覚えている。
帰国後はもう、洋楽にどハマリ。
もうトシちゃんは聴かない。ハハハ。
でね、分かりもしないのにラジオから聞こえるFENを朝からずーっとつけっぱなしにしていた。アメリカかぶれだね。
ラジオから聞こえる英語は、めちゃくちゃ速いスピードで喋るから全く聞き取れない。
でも段々と慣れてきたのか、いつのまにかちょっとずつ単語が耳に入ってくるようになっていた。
そして中学生になった時、よーし英語勉強するぞ―って意気込んでいたら、英語の先生が超嫌なヤツで・・・。
英語まで嫌いになってしまった。
学年が変わってもやっぱり英語の先生とは反りが合わなかった。
あれから40年?
もったいなかったね。
あの時そのまま勉強続けていたら人生違っていたかも知れない。
まあ、それも人生。
だからなのか、この手の本があると気になってしまう。そしてまた「この手の本」を買ってしまった。
ポケトークがあればいいや。
餅は餅屋。話せなくても話せる人に頼めはいいや。
そう思っていても、心の奥底には自分で話せたらなぁって思いが焼き付いているのかも知れない。
さてと、
気負わずに読むとしますか。