アメリカってスッゲーなぁ。
初めて行ったアメリカ。
その時、12歳。
アイオワ州オマハから、北へひたすら真っ直ぐの道を走り続け、ようやく着いたリマースと言う小さな田舎町。
周りは、見渡す限りのトウモロコシ畑。
車で半日、走っても走ってもトウモロコシ畑。
「スゲーなぁ。なんてデカイんだアメリカって」と思った。
初めて聞いた洋楽は、サバイバーの「Eye of the Tiger」
オマハ空港から、北へ走る車の中で隣に座っていた1人のアメリカ人。
聞いていたSONYのWALKMANのイヤフォンを私の耳に付けてくれた。
そこから聞こえてきたきたのが、
映画「ロッキー」のテーマ曲
「Eye of the Tiger」
だった。
Survivor - Eye Of The Tiger (Official Music Video)
12歳の私の脳に、ガツーンと衝撃が走った。
「スッゲー、スッゲーよ、なんだこの曲!」
FMヨコハマがテスト放送していた
歌詞の意味は全く分からなかったが、洋楽のメロディにノックアウトされた。
2週間のアメリカへの旅行から帰ると、それまでAMラジオしか聞いたことなかったのに、音のきれいな、そして、洋楽が流れていたFMしか聞かなくなった。
学校から帰ると、毎日ラジカセにカセットテープを入れ、新聞で調べた番組を聴くために、ラジカセの前でスタンバイ。
お気に入りの曲を入れたカセットテープをWALKMANに入れ、いつでもどこでも聞いていた。
はじめの頃のFMは、あまり放送局がなかったが、ちょうど私が14歳の時、FMヨコハマが開局準備で試験放送をしていたのを聴いて、とてもワクワクした。
我が家は、あまりテレビをつけていない。
でも、FMラジオからはいつも音楽が流れている。
私の大好きな、ハードロック(ヘビーメタル)がラジオから流れてくると、ボリュームを上げる。
かみさんと娘は、まだハードロックの良さが分からないみたいだ!
残念!