目次
今の卒業式ってハイカラなんだね
「ハイカラ」なんて、今は死語かな。
(・・;)
娘が、
「お父さん、YouTubeで「君を忘れない」を見せて」
と言ってきた。
「んっ、千春の?何で?」
「6年生を送る会で、歌うの」
卒業って言ったら、
「蛍の光」
に
「仰げば尊し」
に決まってんだろ!と思った私は、完全に、
「取り残された昭和のオッサン」
的な感じだった。
確かに、良い曲だよ。
「君を忘れない」って。
でもさぁ、あの千春のキー、お前出るの?
君は砕け散った
夢のかけらひとつひとつ
小さなその手で集め
いいさやり直すと
笑っていた君の頬に
こぼれる涙を見たよ
「 どうして生きているの?」
君は僕に尋ねたけど
答えを急ぐことはない
やがて分かるから
いい。
スゴくいい!
歌詞がしみる歳になってきた
千春の「君を忘れない」を見せたあと、
「次の動画」にこれがあったんだ。
20代、30代の頃、「キーが合うから」と言う理由だけで、河島英五さんの曲をよく歌っていた。
当時は、ただただキーが合うだけで、歌詞までは、あまり気にしなかった。
ま、カラオケ🎤ボックスに行くときは、ベロベロだったしね。
(・・;)
だけど、この時聞いたら、歌詞が
「ドーーーーン!」
と胸にしみた。
思わず、涙が溢れてきたきた。
(T_T)
止まらなかった。
娘は、若干引いていた。
不器用だけれどしらけずに
純粋だけど野暮じゃなく
上手なお酒を飲みながら
一年一度酔っ払う
昔の友にはやさしくて
変わらぬ友と信じ込みあれこれ仕事もあるくせに
自分のことは後にする
妬まぬように焦らぬように
飾った世界に流されず
好きな誰かを想い続ける
時代おくれの男になりたい
目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめ続ける
時代遅れの男になりたい
いい曲だな。
ようやくそんな事が分かる歳になってきたな。
河島英五さん
あなたの曲を
あなたの声で
もっと聞きたかったな