このフレーズ、覚えてる?
禁煙パイポ(禁煙するための疑似タバコ)のCMで、確か最後のオチで小指を立てて、「私は、コレで、会社を辞めました」って言う有名なフレーズ。
これを聞くと、メガネをかけたスーツのお父さんと「禁煙パイポ!」と言うフレーズが頭に蘇ります(^_^)
あのCMが蘇った方、お仲間世代ですね!
実は、お酒をやめてから3年が経過しようとしている。
私は、お酒大好き!
だった。
これまで、数えきれないくらい大失敗・大失態をしてきた。
酒飲みなら、「あぁ〜、あるある」って言う事は一通りやってきたと思う。48年も生きていればね。
本当、お酒大好きで特に夏は、
仕事帰りにコンビニ寄って
のお決まり3点セットを買ってほぼ毎日飲んでいた。
「ただいま〜」からの、一番搾りを
「プシュッ!」
たまんないね。あの音!
なのになんで、お酒やめたのか。
結論から言うと、
ドクターストップ!
理由は、肝機能の数値云々ではない。
3年前の平成28年5月、GWの中休みの金曜日、通勤途中に駅のホームで倒れ、意識不明のまま救急搬送された。
目が覚めた時、かみさんと子供、実家の両親、かみさんの両親が勢揃いしていた。
なんで倒れたか。
前日に飲み過ぎ、水分を全く取らなかったことにより、極度の脱水症状になってしまい、その状態で立ち上がったり、急に動くことによる血圧の変化で意識を失った。(ようです。)
倒れた場所は、ホームのいわゆる黄色い線の
外側!
あと1歩先で倒れていたら、線路に落ちていた・・・。
そしたら・・・・・。
倒れた時に頭も打っていたので、意識が戻った時は、頭が痛かった。
頭を打っていることもあり、3日間入院した。
その時先生に、言われた。
もうお酒、やめたらどう?
子供もいるんだし・・・。
次は死んじゃうよ。
その通りだ。
全く、その通りだった。
何やってんだ、俺。
年末辺りから仕事が超忙しく、加えて色んな人間関係に頭を悩ませ、お酒の量は増える一方の時期だった。
休肝日なんてなく、それこそ毎日飲んでいた。
GWに家族で白馬に行き、その帰り道、立ち寄った道の駅で普段は飲まないウイスキーを買った。
最初はチビチビ(ストレート)やっていたけど、次の日仕事だって考えると飲むピッチがどんどん上がり、後で聞いたら最後の方はラッパ飲みで1瓶空けたみたいだ。
夜中に目が覚めたら大の字で寝ていた(・・;)
朝、グロッキーのまましかも朝飯抜きで家を出た。
電車はいつもの様に座れなく、ドア付近で立っていた。
かなり冷や汗をかいて、顔色がメチャ悪かったのか、近くにいた人にジロジロ見られていた。そこまでははっきり覚えてる。
なんとか乗り継ぎの駅まできたところで、いつもと違う体調に不安を感じ、降りた駅で少ししゃがんで体調が少し回復するまでじっとしていた。
都会だね。
しゃがみこんだオッサンに声をかける人は誰もいなかった。
しばらくすると、少し回復したような感じがしたので、ゆっくり立ち上がった。
その時、駅のアナウンスがまもなく電車が入ってくることを知らせてくれた。
数人並んでいる列に向かって歩き始めたら、周りが白色と言うか緑色と言うか音が遠くに聞こえてきた所で、次に気付いたら病院のベット。
(@_@;)
その間、全く何も覚えていない。
今回ばかりは、本当にマズイ・・・。
当時の同僚に言われました。
「お前は、生かされたんだ」
その同僚(歳はかなり先輩)は、親族に私と同じようにホームで倒れた人がいて、その人は倒れた時に、頭がホームから出たままの状態で、誰にも気づかれないまま、そこに特急列車が来て・・・。
私の場合は、朝の通勤途中ということもあり、周りの方に助けられた。
助けて下さった皆様、
本当にありがとうございました m(_ _)m
人間、いつ死ぬか分からない。
だから1日1日を大事に、そして生きている証を残そうと思って、数行だけど手帳に日記をつけている。
プロフィールのある時とは、この時なのだ。
生きている限り死んでない、死んでない限り生きている。
それなら寿命のある限り、勢いよく、生きて
生きて生き抜かなくちゃね。
今、そのホームには、ホームドアがついています(・・;)