この本を読んでいれば良かった
かみさんが昔買ったこの本。
先週我が家の本棚で発見した。
私の職場にとても期待している部下がいる。
しかし、その部下のある態度が気になっていた。
3週間くらい前かな。
その日私は体調不良で仕事をお休みしていた。
その部下、大事なことがあったにもかかわらず全く報告がなかった。
たまらず私はLINEでそのことを伝えた。
それが良くなかった。
部下には金曜日に伝えた。
多分土日も凹んでいたんだろう。
週明けの月、火曜日と2日間休んでしまった。
しかも休みの連絡は本人ではなく家族から。
LINEやメールで思いを伝えるのは難しい。
いや、LINEやメールでは「思い」までは上手く伝わらない。
水曜日に出てきた時、その部下と沢山話して、一応和解した。
でも心の奥底には、わだかまりがあるんだろうな。
期待するから、あれやこれや気になる。
気になるから言いたくなる。
でも、それがいけない。
この本を読んで思った。
放っておけばいいんだと。
読み終わったら何だか心が「スーッ」っとした。
そう、今までは気にしすぎていたことを。
もっとドライでいい。
そんなことをこの本が教えてくれた。
通勤電車の中で、3回目を読み始めている。
内容もかなり覚えた。
この本の考え方は、今後の自分の人生に大きく影響すると思う。
なにせ
いちいち
気にしない
反応しない
関わらない
求めない
こだわらない
とらわれない
読むと気持ちが楽になった。
禅の教えに救われた感じがした。
私の中では、今年の本屋大賞だな。
あぁ～あ、もっと早くこの本を読んでいれば、部下を傷つけなかったのになぁ。
そう言う意味でも私の中では本屋大賞。
今年出た本じゃないけどね。
部下をLINEで叱った後にふと我が家の本棚で見つけた。以前からずーっとそこにあったこの本。
あれは神様が「この本読んでみたら」と私に勧めてくれたのかな。
いやいや、もっと早く勧めてよ。
そうすれば部下を傷つけなかったじゃん❗
なんてね。
