当時は、職場のバドミントン部に在席していて、それなりに体力はあると思っていた。
でも、バドミントン部の先輩は「お前体力無いから走れ!!」ってず〜っと言われていた。
確かに、ファイナル(3セット目)までもつれると、特にシングルはバテバテ(;_;)
やっぱ走った方が良さそうだな!
バテバテじゃない自分を見せたいし・・。
内心そう思っていた。
それが走るきっかけ。
で、とりあえず家の周辺5キロ位のコースをマピオンで確認し、いざ走ろうっと思った。
だけど、
何着て走る?
靴は?
マラソン用のウェアなど何一つ無持っていなかった。
あるのは、バドミントンウェアにお古のバドミントン用シューズ(体育館専用⁉)。
「ま、いっか」
格好より走ることが大事だ!
玄関で靴ひもを締めて、ドアを開けようとしたけど、何だか気恥ずかしくて、中々外に出られない(・・;)
まんまバドミントンウェアだし、靴はモロ体育館専用だし・・・誰かに見られたら恥ずかしいじゃん。
でもさ、考えてみたらそんな事関係ないんだよね。
誰も見てやしないし・・。
気にし過ぎなんだよね。
ようやく意を決して、はじめの一歩を踏み出した。(やっぱり恥ずかしい・・・)
しばらくは、ゆっくり走っていた。(今覚えばキロ6:30位かな)
だけど、15分位でストップ!!
何故か。
両膝がメチャクチャ痛くなってとても走れなかったから。
いわゆる、腸頸靭帯炎ってやつだ(その時思った)
自転車やっていた時も、走行距離が80km超えてくると、痛みだしていた。
あれだ、あの痛みじゃないか!
参ったなぁ。
帰りは、トボトボ歩き。ちょっと派手なバドミントンウェアが恥ずかしかった。
マジかよ、「15分持たないのか、俺の膝は!」
昔は(中年オッサンの得意なフレーズ)もっと走れたのに・・・。
帰ってからも痛みが治まらず、整形外科に行ったらやっぱり「腸頸靭帯炎」。
先生は、しばらくは安静にしてと、湿布と痛み止めを処方されて帰ってきた。
勿論、痛みがあるうちは、走らないように。
あぁ〜あ、スタミナつけるために走ったのに怪我だよ。
しばらくは、バドミントンも膝を深く曲げると痛むので練習出来なかった(T_T)
あれから、10年。
今も走り続けている。