年賀状を整理していたら、20代前半に超お世話になった人からのものがあった。その人に出会ったのは、羽田空港。
そう言えば、今もあるのかな機内清掃のアルバイト。
戦闘機パイロットになりたい!
の夢は諦めた。
でも、旅客機のパイロットになりたい!
はチャレンジするつもりだった。
2浪しても大学に行かず、いよいよ二十歳と言うとき、親父に言われた。
- 二十歳になったら、家に金入れろ。
- じゃなきゃ働け!
- 金入れないなら一人暮らししろ!
ちょうど、学生も国民年金に入らなきゃいけない年と重なり、また、父が勤める会社の扶養から外れるらしく、
「さぁどうしよう?」って大袈裟に言えば、
二十歳、人生最初の節目となった。
ズルズル2月も終わり3月に入る頃、本屋さんである本を見た。その本の名前は
月間エアライン
旅客機の雑誌だ。
それまでは、本屋さんに行けば、ラグビーにマッスル&フィットネス、航空ファン(戦闘機の記事が載っている雑誌)ばかり読んでいた。
目標が変わったら、読む雑誌も変わっていた(・・;)
そのエアラインと言う雑誌の後ろのほうに
機内清掃募集
と言う記事が載っていた。これだ!とピンときた。
「働くなら大好きな飛行機の近くがイイ!」
そう思ってすぐに電話した。面接後、即採用となり、次の週から働く事になった。
二十歳にして、初めてのアルバイト。
当時はまだバブルが弾けた直後ではあったけど、アルバイトニュース(an)とかフロムAと言う求人情報誌が今と比べると、メチャ分厚い時代だった。
まだ、ジュリアナ東京もあったな。
バイト初日、すぐに飛行機に乗れるのかと思いきや、空港内に入るには、通称「ランパス」(当時の運輸省が発行する身分証明書)が必要なのだが、間に合わず、ランパスが届くまで、機内サービス用のオシボリを蒸したり、バカでかいホシザキの製氷機から氷を袋詰めする作業をやることになった。
場所は、ちょうど今の羽田空港ターミナルビルになる直前の旧羽田空港。
今の羽田空港になってからも少し働いていたから、なんだかんだ4年間、
いわゆるフリーターだった。
本当に色んなことがあった4年間。
あ〜、書ききれない、頭の中にいっぱい思い出がフラッシュバックしてきた。
いろんなエピソードは、今度書くことにするよ。