子曰く、吾十五にして学を志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順う。
七十にして心の欲する所に従い矩を踰えず。
その、四十にして惑わず。
今年私は48歳の歳男。
マラソンに例えれば、折り返し地点はとっくに過ぎ、28キロ位を走っている感じかな。
ありがたいことに定職に就き、家族もいて、家も車もある。
もちろん家はたっぷりローンが残っているけど。
ま、ある意味どこにでもいる一般的な家庭持ち。
かの孔子は、
四十歳のとき、もう惑うことがなくなった。
すごいな。
自分はどうだろう。
未だに惑う思いはある。
子供の頃、思い描いていた将来の夢とか目標は、ほとんど叶っていない。
昔の自分を振り返ると、ま、ヒドかったな。
特に中学生のいわゆる、「第二次成長期」の時。
あの頃、親に暴言吐いたり、暴れて物をにあたってぶっ壊しまくったり・・・。
ただただ、親の言うことがうっとうしくて・・・。
今、親になって思う。
あの時の自分の行動は間違っていた。
バック・トゥ・ザ・フューチャーじゃないけれど、デロリアンがあったら、その時の自分に言ってやりたい。
「落ち着け」って。
成長って、つまり自我が目覚めて親から自立に向けて一歩踏み出すってことなんだろう。
48歳の今だからそんなふうに言えるけど、16歳くらいまでの経験値じゃ、精一杯だったんだろうな。
そうだ、48歳って四捨五入すれば、
50歳じゃん!
てことは、
五十にして天命を知る
の方だ!
あらら〜、50歳になって天から与えられた自分の使命を悟るのか。
天命を知るまであと、2年。
生意気かも知れないが、この歳になってようやく分かったことが、一つだけある。
これまで、「あ〜あの時、あ〜しておけば良かったな。」って思うことが沢山あった。
つまり、後悔しているんだよね。
歳を重ねると、やりたいなぁと思っても腰が重くなって、中々一歩踏み出す勇気がなくなる。
でも今、少しでもやりたいこと、気になることがあるなら、その時の自分を思い出し、歳のせいにしないで、勇気を振り絞って一歩前に踏み出したい。
なぜなら、「あ〜あの時」って「今なんだから」
思い立ったら吉日。
思い立ったそのとき、また未来に向けて地図を広げればいい。
迷ったら、立ち止まって考えればいいじゃない。
間違っていたら、引き返せばいいじゃない。
歳なんて気にしない。
歳を重ねていれば歳を重ねているなりの、経験値があるんだから。
そう、林修先生が言っていたあの言葉、私は大好きだ。
「いつやるの?」
「今でしょ!」
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