さあ、教習射撃です。
神奈川県内には、2つの射撃場がある。
県立伊勢原射撃場と大井射撃場だ。
教習射撃は、
県立伊勢原射撃場
で行った。
射撃場に着き、まず初めに講師の方に銃の持ち方など取り扱い方法を教えていただく。
講師の方は、
平塚のあのご主人だ。
(ご縁があるなぁ〜)
いざ、銃を持ち(重た〜い。4キロ弱)射台へ。
うわ〜、なんかベテランっぽい人達がこっちを見ている。
恥ずかしい〜(・・;)
クレー射撃には、主に2種類の競技がある。
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トラップ
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スキート
トラップ競技は、
15メートル先の地下から遠くに飛び去るクレー(お皿)を撃ちます。
左右真っ直ぐ(ちょい切れ)の3方向に加えて、高低があります。
どの方向に放出されるか分からず、お皿が飛び出してから、狙います。
飛び出すお皿は1枚。
クレー1枚につき、2発まで撃てる。
スキート競技は、
左右に飛び交うクレー(お皿)を撃ちます。
クレーは左側、又は右側から1枚づつ放出される時もあれば、同時に2枚(左右各方向から1枚づつ)出るパターンもあったりする。
発射できる弾は、トラップと違い、クレー1枚につき弾1発。
教習射撃はトラップで実施
射台に立って初めて、上下2連の散弾銃に実包(弾)を入れた時は、
メッチャ緊張した!
そして銃を構えると重くて、隣に立っている講師に支えてもらった(・・;)
構えたら、自然にお皿が飛び出すのかと思っていたらいつまでたっても出て来ない。
そうだ、かけ声だ!
射台にはマイクが備え付けられていて、かけ声を拾って、「バーン!」とお皿が飛び出す仕組みを、緊張のあまりすっかり忘れていた。
で、そのかけ声なんだけど、
「ほー」
とか
「はーう」
とか
「はー」
とか色々ある。
人によって違う。
要は、自分が発した声のタイミングでお皿が飛べば、かけ声なんてなんだって良いんだ。
だから、
上手い人のかけ声を真似してみた。
「ほーぅ」
でもマイクは反応しない。
もう一度、
「ほーぅ!」
少し間があいたけど、勢いよくお皿が飛び出した!
構えた銃を「すーっ」と、お皿の後をトレースした。
銃身の先には赤い照星がある。
その照星がお皿を追い抜く瞬間に人生最初の引き金を引いた。
ドーン!
肩に衝撃があったが、構え方が良かったようで肩は痛くなく、銃身もそんなに跳ね上がらなかった。(いや、講師の教え方が上手いんだね)
確かに、お皿を追い抜く瞬間引き金を引いた。
でも、お皿は飛び続けていた。
何発か当たって、実技は合格した。
銃を構えた時、少し違和感を覚えた。
右で構えるのが一般的(上の写真と同じ向き)なんだけど、本来は銃床にほっぺたをくっつけたら右目が銃身の先にある照星まで真っ直ぐ見えるはず。
なのに、私は照星の左側と言うか、銃身の左側が見えていた。
そう、私は右目じゃなく左目が利き目だった。
教習射撃のあと、散弾銃を選ぶとき、「動く物を目でとっさに追う時は、利き目で追いかけるから、最初から左で構えちゃうのもありだよ」と言われ、サウスポーで射撃を始めることにした。そう言えば、カメラのファインダーのぞく時、いつも左目でみていたな。
教習射撃のあと、平塚のお店に行き色々相談した結果、人生初のマイ散弾銃であるベレッタs682を所持すべく手続きし、晴れてガンマンとなった。
そう、ベレッタs682は、当時400ccのバイクと同じ58万円で買えたのだ。
銃を1丁買えば、一生使えるから、ゴルフより安いと思う。
弾は、1箱500発入りで確か15,000円前後だから1発30円くらいで、飛び出すクレー(皿)も20円くらいだった(今はもう少し高いのかな)。
1ラウンド25枚のクレーを撃ち、4ラウンド100枚のうち、何枚割ることが出来るかが勝負!
当時、私は58万円の銃で撃っていた。
確かにお金持ちのおじさん達も沢山いて、中には200万円以上する銃でバンバン撃っている人もいたたよ。
でも、結局撃つのは人。
高い銃だからよく当たるってこともなかったね(^^)
そうそう、射撃場では芸能人の方にもよくお会いした。
同じ趣味ということもあり、皆さんとても気さくな方ばかりだった。
これ、私(^_^)