やまむuのゆるいブログ

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経験者は語る。空き巣に入られないために今すぐやるべき、3つの大切なこと。

昔、我が家は空き巣に入られたことがあるんだ。

(・・;)
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目次

空き巣に入られたのはいつ?

今から13年前の6月。犯行時間は夜の8時から9時くらい。(らしい←警察調べ)

どんな建物に住んでいたのか。

最寄り駅から10分の住宅街。約40㎡の2DKの2階建てアパートの1階に住んでいた。


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※右下の1階が当時住んでいた所

空き巣にられた日、私の行動。

当時は共働きで、かみさんの方が帰宅時間が遅かった。

私はほとんど定時で帰ることができる部署にいたので、週末以外は夕飯と次の日のお弁当を作っていた。

日中は、2人とも仕事で不在。

あの日は、夕飯を作った後、ゴルフバックを車に積んで自宅から30分くらいの打ちっぱなしに出かけた。

 

私は、週1でゴルフスクールに通っていた。

(ココ重要!)

 

なぜ、空き巣に入られたと思ったのか。

スクールが終わり帰宅した時、駐車場から見た部屋は、暗かった。

だからかみさんは、まだ帰っていないんだと思った。

そして、いつものように玄関から部屋に入った。

 

玄関からは、鍵を開けて入った。

 

いつものようにゴルフバックを廊下に下ろした時、玄関外の照明に照らされた床に、クレー射撃の弾入れが見えた。

でもなんだか違和感。

 

「あれっ、何でそこにあるんだ?」

 

確か、タンスの上にあった弾入れが、床に転がっていた。

しかも、フタが空いた状態で・・・。

 

「えっ!」

 

不安が頭をよぎった。

そして、廊下の電気をパチッと付けた。

 

部屋のカーテンが、ヒラヒラしていた。

 

「うわー、マジかよ〜〜」

 「なんで、うちなの???」

空き巣に入られたことを認識してからの行動

 

しばらく絶句。

 

言葉も思考も行動も、一次停止した状態。

ただただ、呆然としていた。

 

我に返った時、全身にジワジワと空き巣にやられた感が満ちてきた。

まだ犯人が家の中にいるんじゃないか。

散弾銃の弾は盗まれていないか・・・。

当時は、クレー射撃をやっていた。

 yamahome.hatenablog.com

 

賃貸だから銃は銃砲店に預けていたけど、弾は500発押し入れの奥にある金庫に保管していた。

弾がとられていたらどうしよう・・・・。

不安で不安で仕方がなかった。

しばらくは、多分時間にして5分前後だったと思うが、目の前の状況を受けれられなくて、心の中で、

 

「えっ、えーっ!」

 

と叫んでいたような気がする。

 

うちに限ってそんなことあるわけ無いじゃん

 

って信じたくなかった。

目の前の現実を見てもね。

 

タンスは全部少しづつ空いており、玄関以外の窓は全開だった。

とりあえず、110番に電話をかけ、空き巣に入られたことを伝えた。

かみさんの携帯にも何度もかけたが、つながらなかった。

 

警察官が来た!


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しばらくしたら、カブに乗った警察官とパトカーが1台来た。

警察官が見るなり、「鑑識呼んで」

ということになり、鑑識の人達が来るまで、外で待機した。

その間、当然事情聴取されたのはもちろん、ご近所さんにも聞き込みをしていた。

夜の10時を過ぎていたので、近所のみなさんには、「ごめんなさい」って感じだったけど、みなさん親切に飴やお茶をくれたりした。

とてもありがたかった。

目の前で見た、鑑識さんの仕事

鑑識の人達が乗る1台のバンが到着し、準備した後、我が家に入っていった。

しばらくすると、呼ばれた。

 鑑識の警察官は、ひとつ一つ説明してくれた。

 

まずは、電気を消した状態で玄関先から部屋の中を見た。

 

【鑑識さん】

「ご主人、懐中電灯で照らすからよく見て。」

【私】

「はい」(言われる通りに姿勢を低くし、懐中電灯で照らされた方向を見た)

【鑑識さん】

「見えるでしょ、あの足跡。」

【私】

「んっ、運度靴ですか?」

 (床がホコリで汚ネ〜、恥ずかしい〜)

【鑑識さん】

「そうだねー。(複数あったので)あれが犯人、あれは私、あそこにあるのが多分ご主人だと思う。靴はいたまま入ったみたいだね。ゲソ痕(こん)取ったから。じゃ電気つけるよ。」

ぱっと明るくなった我が家に、靴を脱いで入って行った。

【鑑識さん】

「ここだね、侵入路は。」

ベランダを指した。

サッシの鍵周辺がバールで割られ、下の方もバールでこじ開けられた跡が、生々しく残っていた。

そして、パソコンやテレビが、そのままだったことから、犯人は日本人とほぼ断定された。

※犯人が外国人の場合、電化製品もみんな持っていかれるらしい。

 

実は我が家、結構防犯対策していた。

具体的には、

  1. クレッセント周りに防犯シートを貼付
  2. 2重施錠(元々サッシについていた)
  3. カバ社製 セーフティサムターン

 

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※部屋の間取り。ベランダから侵入された。

 

鑑識のさんに言われた恐怖の一言

(指紋を浮き上がらせるあれです。)耳かきみたいな物を取り出し、ケースに入った銀の粉みたいな物をインターホンの所に「ポンポン」と柔らかく叩いて着けた。

そしたら出たんです。

【鑑識さん】

「ほら、ご主人見て、繊維がついているでしょう。これ、軍手だね。犯人は日本人だな。軍手かぁ、ん〜(犯人逮捕は)ちょっと難しいかもな。」

【私】

「何で難しいんですか?」

【鑑識さん】

「軍手使うヤツってけっこうベテランの空き巣なんだよね。それとね、ここ見て。」

と、玄関先の配電盤辺りを指差した。

【私】

何ですか、これ。

(変なマークが書いてあった。)

【鑑識さん】

「それね、何曜日の何時から何時まではいないってマークだよ。ご主人前から監視されていたと思うよ。いつからあったか分かる?」

【私】

「いや、分からないです・・・。」

【鑑識さん】

「勘だけどさ、たまたまこの辺を物色していた空き巣犯が、たまたまゴルフの練習に行くご主人を見かけたんだよ。

そんとき目をつけられちゃったんだなぁ。

 

ヤツら、一度目をつけたら1週間位行動パターンを確認するために、ずーっと見ていたと思うよ」

 

その一言に、私は、ゾッとした。

 

鑑識さんに褒められたこと

【私】

「見ての通り、賃貸としては結構防犯対策していましたよ。なのに何でやられちゃうんですか」

【鑑識さん】

「一度目をつけられたら、ヤツら絶対諦めないんだよ。

ただね、侵入まで結構時間かかったと思うよ。その証拠に、サッシの下側がバールで、無理にこじ開けたみたいにひん曲がっているでしょ。犯人は相当焦ったと思う。ヤツら侵入に時間かかるのが一番嫌やなんだ。時間がかかれば人目につきやすいからね。

 

それに玄関。玄関の防犯対策の鍵はイイね。普通は、物色したあと、玄関から何くわぬ顔で出ていくんだ。だけどご主人が玄関の鍵を変えて内側から開かなくしたから、犯人は、侵入した窓から出てまた、ベランダを乗り越えなきゃ行けなくなった。

いくら夜とはいえ、ベランダ乗り越えるのは不自然でしよ。部屋の物色も急いだと思うよ。」

【私】

「これ以上どんな防犯対策があるんですか?」

【鑑識さん】

「ライトだよ!明るさ。

 犯人が一番嫌うのは、人に見られること」

 

空き巣に入られた後、どうしたのか

当然、ライト着けましたよ。

近くのホームセンターで購入して、賃貸だから穴開けるわけにはいかないから、結束バンドで物干し竿掛に固定した。

みなさんに伝えたいこと。

  1. シャッターがついているアパートなら、短時間でも必ず閉めて外出すること。旅行や夜の外出なら絶対に。
  2. ベランダなど、しゃがむと死角になる場所があるアパート・マンションはセンサーライトを設置し、死角をなくす。
  3. インターホンや電気メーター周辺に変な模様が書いてあったら、うすめ液等使って今すぐ消すこと。

1の反省点

私が住んでいたアパートは、全ての窓にシャッターが付いていた。住み始めの頃は短時間の外出でも閉めていたけど、段々面倒くさくなってやらなくなった。

「あ〜あの時閉めておけばなぁ」って、思っても、入られたら後の祭り、

面倒くさくても閉めるべし!

 

2の反省点

賃貸アパートだから、しかも新婚さんの住むアパートなんかに入る分けないだろうと勝手に思い込んでいた。

一応の防犯対策はしていたし、実はセンサーライトもつけようと思っていたけど、何か面倒だなぁと思ってつけなかった。

車の運転と同じ。

「だろう」じゃなくて「かも知れない」と心がけること!

 

3の反省点

全く気付かなかった。

今すぐ、確認すべし!

もしあったら直ぐに消そう!

 

被害総額は、約55万円。現金、商品券、貴金属類。

貴金属は、初めてプレゼントした4℃のネックレスもあって、かみさんは、それが取られたのがメチャ悔しいと言ってた。

 

私が一番悔しいのは、今はあまり見なくなった2000円札のピン札30枚。

 

でもね、保険でなんだかんだ32万円位戻ってきた。

 

犯人と鉢合わせにならなかったことが不幸中の幸いかも知れない。

 

いい勉強になったと思いたいけど、一生忘れられない衝撃を受けた。

時々テレビで「全国警察24時」って番組をやている。

空き巣に入られる前は、

「あぁ~、大変だね~」なんて、正直他人事のように思っていた。

 

でもね、

 

うちに限って・・・。

 

空き巣なんて入られるワケ・・・。

 

ないじゃん。

 

そう思っているアナタ。

 

誰かが見ているかも知れませんよ。

 

 

以上、

「経験者は語る。空き巣に入られないために今すぐやるべき、3つの大切なこと。」

でした。