そう言えば最近変だった
少し前の話し。
温めていた。
5月31日、日曜日の夕飯は、娘のリクエストで大好物の「餃子」 だった。
海上自衛隊は「金曜日がカレーの日」みたいに、我が家は「日曜日はお父さんが作るカレーの日」だった。
しかし、コロナの影響で子供の学校が休校になったり、お父さんが在宅勤務になったり、我が家の(皆さんそうかも知れないが)曜日感覚がおかしなことになっていた。
5月ラストの日曜日は、「カレー」のつもりだったお父さんは、餃子大好きの娘に「餃子が食べたい」って言われた。
そりゃ、カレーじゃなくて餃子にするよね。
と言うことで日曜日は餃子にした。
6月1日からは学校が始まるし、在宅勤務も一応終了と言うことで、ベランダにシートを敷いてテーブルを出すという、ちょっと前までやっていた「お家キャンプ」スタイルで食べ始めた。
ま、餃子は家族みんなの大好物。
娘は外で食べる餃子はあまり好きでないけど、お母さんが作る野菜たっぷりの餃子はバクバク食べる。
しかし、この間は違った。
2個食べた辺りで、ばったりと箸を置いて横になってしまった。
そう言えば、食べる前も横になっていた。
心配になって「どうしたの?」
と聞くと、「お腹が痛い」
と言う。
「トイレに行ってきたら?」
にも、
「そう言う感じじゃない」
と。
ただただ、具合悪そうに横になっている娘。
かみさんは言った。
「そろそろホルモンバランスが変わってくる年頃かも知れない」
お父さん的には、小学校4年生になり胸が膨らみ始めた娘とは、出来ればもうお風呂に一緒に入らない方がいいのではないかと思っているのだが、土日祝は「娘が」お父さんとお風呂に入りたいと言うので、入っている。
「ちょっと前まで、幼稚園に行ってたのになあ」
なんて思っていても、間違いなく、そして確実に成長している娘。
年に1度、背の高さを刻んでいる柱を見ると、去年からの1年で10cmも伸びている。
すぐ近くにいるのに、だんだんと離れていってしまうような感覚。
そんな年頃になった娘の成長を喜びつつ、複雑な気持ちのお父さん。
外を歩くときは必ず手をつないできたのに、最近はそれもあまりない。
ここ2、3日は体調不良はなく、何ごとも無かったような様子の娘。
娘は赤飯嫌い。
だけど
そろそろ赤飯って感じなのかな。
そんな娘を見ていたら、もうこの曲が頭のなかでこだましている。
懐かしいね。
なんだか、切ないね。