残業して帰宅が遅くなったから、夕飯食べるのをやめてみた。
4月4日(木)
22:00帰宅
帰ると、大好物のハヤシライスが出来ていた。
「あぁ〜、腹減った。」と思ったと同時に、あることを思い出した。
プチ断食が身体に良いらしい。
そうだ、
プチ断食をやってみよう。
夕食を食べずにお風呂に入ったあと、白湯を飲んでから寝た。
「断食」イコール「食べない」
単純にそう思っていた。
水分さえ取っていれば、何とかなると安易に考えたのが良くなかった。
その安易さが、後で苦しむことになった。
身体の変化?気持ちの変化?誘惑に耐えられるか?
4月5日(金)
6:00起床
金曜日は、休暇を取った。
だから、気持ち的にゆっくりの朝。
かみさんと娘は、いつものように、朝食を食べたが、私は白湯を飲んで過ごす。
7:30
かみさんと娘は学校へ。
4月5日は、新学期スタート&入学式。
娘ももう3年生。
かみさんは、PTAの副会長を仰せつかっており入学式へ。
やべ〜、段々お腹が空いてきたぞ。
10:00頃
メチャメチャ腹が減ってきた。
家にあるクッキーやお菓子を見ると、食べたくなる。
そんな衝動に、ひたすら我慢!我慢!
12:00頃
かみさんと娘が学校から帰ってきた。
昼食はパスタを食べている。
旨そうだなぁ。
お父さん、なんだか足先が冷たくなってきた感じがする。
白湯はこまめに飲んでいるが、腹は減る一方だ。
今日は、娘の誕生日。
ケーキを作るために、生クリームを泡立て器でかき混ぜる仕事を仰せつかった。
それが良くなかった。
14:30
ほぼほぼ出来上がった生クリーム。
無意識に、ペロッと味見してしまった。
「旨い!」
「旨すぎる!」
生クリームの甘さが、五臓六腑に染み渡った。
誘惑に、負けた(T_T)
一口生クリームを味見したあと、
もう止められなくなった。
午前中我慢したクッキーにピーナッツ。ポテトチップスにお煎餅。
このドカ食いが、良くなかった。
と言うより、最悪だった。
最初は、腹ペコだから美味しかったのだが、次第に身体がだるくなってきた。
急激に血糖値が変化したのかも知れない。
これって、前にテレビで見た
「血糖値スパイク」じゃないか。
一度に大量の糖質を摂ると、30分ぐらいで血糖値が急上昇。
すると膵臓は、これを下げようと大量のインスリンを分泌するもんだから、今度は血糖値が急降下する。
これがいわゆる「血糖値スパイク」。
血糖値が急降下すると、当然、低血糖になる。
眠気や身体のだるさ、頭痛に吐き気といった症状が出るらしい。
15:00頃
まさに、その症状が私の身体に現れた。
と言うか、襲ってきた。
16:00頃
あまりのだるさに、横になった。
と言うより、横にならないと駄目なくらいの気分の悪さ。
1時間くらいダラダラしていただろうか。
多少だるさが治まり、気分も若干戻ってきた。
でも、頭痛と若干の吐き気は続いたまま。
17:30頃
早目の夕食&娘の誕生日パーティー開始。
だるさは少し治まってきたけど、立ちくらみで結構辛かった。
ケーキまで食べるころには、身体のだるさも治まって来た。
しかし、今度はお腹がの調子がイマイチ。
ま、出すもの出したら、
スッキリ!したけどね。
19:30頃
入浴。
お風呂から出たらかなり回復。
身体のだるさは、それまでの半分位になった感じかな。
でも、いつもよりはだるい感じがする。
21:30頃
子供を寝かしつける時、そのまま一緒に就寝。
4月6日(土)
6:00頃
起床。
なんとなく良く寝た感じがする。
身体のだるさは、いつも通り。
だけど起床後、次第にスッキリ感が増してきた。(気がする)
プチ断食してみた感想。やるならちゃんとやろう!
プチ断食についての記事を見ると、断食を終えたあとの最初の食事は、おかゆなどの流動食。
胃腸に負担をかけないように、ゆっくり戻すのが基本らしい。
なのに、そんなことさえ調べずに、やっちまったもんだから、身体に負担をかけてしまったようだ。
48のオッサンには、ちとキツかった。
断食は、キチンとやればキチンと効果が現れるのだろう。
ま、今回の私の実験は、悪い見本です。
こうしたら、こうなるの典型的な失敗例。
皆さん、プチ断食をやる時は、計画的に行って下さい。
血糖値スパイクは、危険。
調べたら、あまりに血糖値の変化があると、意識障害を起こすこともあるようだ。
空腹からの甘い物のドカ食い後、
頭がボーッとする感覚。
身体が動かないだるさ。
もうイヤだ!
今回のプチ断食は、職場のみんなには黙っていよう。
みんなに言ったら、必ず言われるから。
「もう、年なんだから〜!」
って。