子供会の退会が増えている。
私が子供の頃は、地域の子供会って身近な存在だった。
色んな行事があったが、子供会と言えば思い出すのは廃品回収だ。
リヤカーを引きながら町内を歩き、新聞紙やダンボール集めた。
だんだん重くなってくると、年上の子供がリーダーシップを発揮し、協力しながらリヤカーを押したのが懐かしい。
終わった後にもらった、「ホームランバー」
旨かったなぁ。
最近は、サッカーなどの習い事が子供会の行事と重なるので、やむなく途中退会する家庭や、様々な理由でやめていく家庭が増えている。
それはそれで仕方ない。
我が家も、娘の習い事次第では来年どうするか、分からない。
娘は、小学校卒業するまで絶対に辞めないと言っているから、続けるんだろうけど。
10連休の影響か、お祭りの子供の参加者が少なかった。
連休前半、住んでいる地域のお祭りがあった。
娘が子供会に入ってから毎年参加者しているが、今年は連休前半に旅行する家族が多いようで、昨年より子供の参加が若干少なめだった。
去年かみさんは、子供の副会長だった。
だから去年の4月は、毎週お祭りの準備で自治会館へ。
娘も一緒に行き、お手伝いをしていた。
その間私は、家事をして家族みんなで1年間頑張った。
結局去年のGWは、お出かけ出来なかった。
今年は、副会長のお仕事がないから、かなり気が楽。(かみさん談)
今年のお祭りの担当は
- かみさんがお神酒所でのお茶配り
- 私は高張り提灯を持って歩くこと。
子どもたちの目は輝いていた。
神社でお神輿に御霊入れの儀式を行ったあと、いよいよ町内に繰り出す。
行く先々で笑顔で迎えてくれる近所のみなさん。
お年寄りの方は、目に涙をためている人もいる。
「懐かしいんだろうなぁ」
そう思いながら、高張り提灯を持ち、誇らしげに笑顔で練り歩いた。
山車を引く子供達。
お神輿をかつぐ子供達。
みんな笑顔で、目が輝いていた。
私とかみさんは、この地に来て13年。
言い方が良くないかも知れないが、よそ者だ。
しかし、娘は住んでいるここが地元、
ふる里だ。
私とかみさんは、それぞれ小さい時に経験したお祭りを覚えている。
娘の記憶にも、地元のお祭りが、いつまでも楽しい思い出として残るといいな。
いつまでも、「ワッショイ!ワッショイ!」の掛け声が続くよう、来年もお父さんとお母さんは、お祭りのお手伝い、頑張るよ!