【スタート~16km】
各ブロックごとに整列しているランナー達。
スタート時間が近づくにつれて前に詰めてきた。「いよいよだな」
もうすぐ走り出すって言うのに私のガーミン、まだ電波を捉えていない😵💦
古い機種だから電池の減りが速いし、以前は4時間くらいで充電しろと警告が出た。
ある意味、サブ4仕様のガーミンだ😅
マスクはここまで。外してポケットに😷
スタートの号音は聞こえず、ウェーブスタートのように流れに任せて走り出す。
「どのみちスタート地点で止まるんだよな」
そう思っていたら案の定ストップ。
スタート地点にはマラソン日本記録保持者であり地元神奈川大学OBの鈴木健吾選手と奥様一山麻緒選手がいてテンションMAX↗️↗️↗️‼️
横浜消防音楽隊や大砲の横に綺麗なお姉さんがいてフラッグをなびかせている。
「おぉ~ヨッシャー、頑張るぞォ~👊」
ヤル気満々で走り出す🏃
「横浜マラソン走ろう❗」と誘ってくれた上司と並走しながら走り出したが、何だか速い。
そして急に思い出した。
「そうだ、俺、ふくらはぎの肉離れ完治してないよなぁ」
隣で走る🏃上司も
「キロ6:30前後で飛ばさないから」
と仕事が忙しく練習出来ていないことを理解している58歳の上司は、周りのペースに惑わされずに淡々とキロ6:20くらいを刻んで走っていた。
この時は私もそう思っていた。
少し前に「怪我しているからこんなペースで走ろう❗」のブログ書いたから。
そうそう、一応無理しないペースで走ろうと考えてはいた。
しかしね、やっちまった。
4km辺りで早くもアイツがやってきた。
ランナーズハイってやつが。
ダメなんだよ。これに騙されるのが。
しっかり練習をしてきた時は騙されないのに、調子が良くない時ほど騙される。
騙されると言うより、その勘違いを感じるままに調子に乗って、ペース配分お構いなしに走ってしまう。単なるおバカ😅。いい加減学習しろよ。その時のペースはキロ5:00ジャスト。
・・・・。
走り込み十分なら、何てことないペース。
だけどそうでない今回は、速すぎるペース。
今振り返ると、これがダメだと言うことが分かるのに、あの時はアドレナリン出まくっているのか勘違いしまくり。
「あまり練習していないけどひょっとして、イケるんじゃね⁉️」
スッゲーおバカだ😅
赤レンガ倉庫前や山下公園前の大声援にも背中を押され、テンション↗️↗️↗️の勘違いしたままの私は、並走していた上司抜いて同じリズムを刻む綺麗なお姉さまにロックオンし、斜め後ろを淡々と走り始めた。
「よしよし、このままお姉さまに付いていけば大丈夫❗」
でも、山下公園前を走っている時に最初の違和感発生。右足甲が何となく痛くなってきた。
「やべ~、靴ひも絞めすぎたァ~」
5キロしか走っていない、おNEWシューズ👟
あとで調べたら、その痛みは「足の甲の腱鞘炎」と言うらしい。
4年前、サブ4を達成した時も足の甲が痛くなってきたけれど、その時は早い段階で一旦止まって靴ひも緩めた。なのに今回はリズム良く走れていたので、「まだ行けるだろう」とそのまま走り続けた。
でもその勘違いは16キロまでだった。
身体のあの部分に違和感を感じ始め、その時ようやく理解した。
「あぁ~終わったなぁ」
反省会 終。につづく。